恋を忘れかけた頃の片思い

大学時代に苦い恋を体験してからもう4、5年が経った頃。
27、8歳になって仕事が漸く落ち着いてきたので、前からやりたかった趣味を始めようと思いました。知人に運よく誘ってもらうことが出来、趣味のサークルを見に行くと、楽しそうに活動をしているところが気に入り、自分も入ることにしました。

そこで出会ったのが彼。もともと出会いを求めて入ったわけではないけど、長く恋人がいないのでもう一度恋をすることはあるのかな、とは思っていたんです。サークルに通うようになって楽しく活動をしていくうちに、だんだん周りの人となりが分かるようになり、その彼のことも知っていきました。
彼は、自分から積極的に行動をするタイプではないけど、サークルの中でも優秀で一目置かれるような人でした。
年下だったので最初はまさか好きになるとは思わず、かわいいな、と思いながら見ていました。
それが、接していると嫌なところが見つからず、謙遜するのにそれ以上の才能を持っているので、自分の中で他の人とは違う特別な感情を抱きました。こんなタイプの人と出会うのは初めてだったのでいつの間にか気になる存在になっていったのです。
何日も自問自答して、これは好きなのだろうか、それともかわいらしいと思ってるだけなのかと思いました。
久しぶりの恋に今までどうやってアプローチしたのかも忘れたし、私のことをどう思ってるのだろう、年上は嫌かな、など今まで普通にしていたのに、気になりだしてしかたありませんでした。
私は駆け引きが苦手だったので、一緒にいるときは自分が彼を好きなことを純粋に表現しました。
相手がもし嫌がっていたらそれはそれで諦めようと思っていましたが、何となく彼も私のことを好意的に見てくれていることを感じたので、
ある時自分の思いをぶつけ、私の片思いは両想いに変わったのでした。

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